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nginxでブラウザから閲覧できるようにする

前回まででVPSを借りて公開鍵を使ったログインができるようになりました。

www.conoha.jp

今回はnginxを使ってWEBブラウザから閲覧できるようにします。

OSはCentOS 7.4になります。

nginx(えんじんえっくす)って何?

apacheと並ぶwebサーバアプリ。

10k問題(1万人が同時に接続すると厳しい問題)を解決するためにできたものらしく、シンプルで省メモリらしい。

ぶっちゃけそこまでユーザが集まったことがないからapacheでもどっちでもいいですが、

最近シェアが伸びていて、設定ファイルがシンプルで使い易いので今回はnginxを使います。

導入手順

# レポジトリ情報を書く
vi /etc/yum.repos.d/nginx.rep

ファイルの内容は下記。(本家サイトからなので間違いはないかと。)

[nginx]
name=nginx repo
baseurl=http://nginx.org/packages/centos/$releasever/$basearch/
gpgcheck=0
enabled=1
# インストール
yum install nginx --evablerepo=nginx

# 起動
systemctl start nginx 

このままでは http://xxx.xxx.xxx.xxx(ipアドレス)としても「ページが見つかりません」と表示されまだ見えません。

ファイアウォールの設定を追加します。

# http通信を許可する
firewall-cmd --add-service=http --permanent

# 設定反映のためリロード
firewall-cmd --reload

ブラウザでhttp://xxx.xxx.xxx.xxxと打ち込むと下記のようにnginxのwelcomページが出てくれば成功です。

f:id:tukushiari:20180131171226p:plain

ちなみに設定ファイルは/etc/nginx/nginx.confとその下の/etc/nginx/conf.d/default.confにあります。

デフォルトページのhtmlは/usr/share/nginx/htmlに置いてあります。

/etc/nginx/conf.d/default.confのrootのところにあるディレクトリを書き換えれば自分の好きなディレクトリを公開できます。

まとめ

ここまでくれば自分のホームページを作ったりと割とサーバらしいことができるようになった気がします。

次回はphpを起動するところまで解説しようと思います。

ではでは!